Services

事業内容

船の心臓を守る、
確かな技術

船舶のエンジン整備を中心に、オーバーホール、部品交換、現場出張対応など幅広く対応。
迅速・丁寧な対応で、船の安全な運航を支えています。

01

事業紹介

舶用機関整備・修繕事業

当社の中核をなす業務が、船舶エンジン(舶用機関)の整備・修繕です。
貨物船、フェリー、作業船など多種多様な船舶の主機・補機の分解点検、部品交換、組立、動作確認まで一貫対応。
長年培った経験と技術により、あらゆるメーカー・機種に対応し、安全航行を支える確かな整備を行っています。

エンジン分解・点検作業

船の心臓部であるディーゼルエンジンを分解し、内部の部品を一つひとつ丁寧に点検します。摩耗や亀裂、錆の有無を確認し、必要があれば部品交換や修復を行います。この作業によってエンジン全体の状態を正しく把握し、故障を未然に防ぎます。

シリンダー・ピストン整備

燃焼室を構成するシリンダーやピストンは、常に高温・高圧にさらされており摩耗しやすい部品です。当社では、ピストンやピストンリングを取り外して清掃し、摩耗や焼き付きがないかを確認。必要に応じて新品に交換することで、燃焼効率を回復させ、安定したエンジン出力を確保します。

燃料噴射装置の調整

燃料を霧状にしてシリンダーへ送り込む噴射装置は、エンジン性能を左右する重要部品です。ポンプやノズルを分解・洗浄し、噴射圧力やタイミングを専用の機器で調整します。これにより燃料の燃焼状態が改善され、黒煙の発生や燃費の悪化を防ぎます。

試運転・運転検査

整備が終わったエンジンは必ず試運転を行い、異音や振動、排気ガスの状態を細かくチェックします。運転中に異常がないかを確認し、安全性を保証したうえで現場に引き渡します。この工程を徹底することで、実際の航行に安心して臨める状態を作り上げています。

02

事業紹介

舶用機関保守・管理業務

船が安全に、そして長く活躍し続けるためには、定期的な点検と計画的なメンテナンスが欠かせません。当社では、船主様の「どれくらいの期間使用したいか」というご意向を踏まえ、船齢に応じた最適な保守計画を立てています。
エンジンの状態を把握し、トラブルを未然に防ぐ予備整備や定期検査など、長期的な視点で船を守ることが私たちの役割です。
各種記録に基づく状態管理や燃焼状況の診断を通じて、エンジン性能を最適に保ち、故障リスクの最小化を図ります。
お客様の船が常にベストな状態で海に出られるよう、目に見えない安心を提供しています。

0年目

1回目定期検査

就航直後の“生まれたての船”を点検し、どのような個性(癖)を持つ船なのかを把握していきます。船ごとに特徴が異なるため、運航状況や傾向を細かく確認します。

2〜3年目

初中間検査

運転時間に応じて、重要な箇所の分解点検を実施します。分解した部品の状態から、その船の個性や傾向を診断し、以後の保守計画に反映します。

2(3)〜4年11ヶ月

この期間は、まだまだ船の個性や特徴を探っていく大切な時期です。経過を見ながら最適な対応を検討します。

5年目

2回目定期検査

初めてエンジンを総分解して内部を徹底的に確認します。5年間の使用でどこが傷んでいるのか、どの部分が弱いのかを把握し、必要な整備を行います。

5年1ヶ月〜7年5ヶ月

船の扱いに慣れてくる時期ですが、慢心せず丁寧に状態を観察し続けます。小さな変化も見逃さないことが重要です。

7年6ヶ月

中間検査

5年目で確認した“痛み”がどう変化しているかをチェックします。一度傷んだ箇所は元に戻らないため、継続した観察とケアが欠かせません。

7年7ヶ月〜9年11ヶ月

適度な緊張感を保ちながら経過を見守る期間です。日々のメンテナンスと記録が船の寿命を大きく左右します。

10年目

3回目定期検査

ここまでの10年間の記録をもとに、「この先どこまで一緒に走れるか」を判断する大きな節目となります。

15年目

中間オーバーホール

エンジン全体を大規模に分解し、クランクシャフト・コンロッドなどの動力伝達部品も含めて精密測定を実施。必要に応じて研磨や部品再生を行い、信頼性を高めます。

20年目

全体検査・主要更新

燃焼系統、冷却系統、潤滑系統を総合的に点検。摩耗が進んだシリンダーライナーや燃料ポンプを交換し、船の稼働を安定させるための更新作業を行います。

25年目

寿命部品の更新・改修

経年劣化が顕著な主要部品を新しいものに交換。排気系統や制御系統の改修を行い、環境基準や燃費改善のニーズにも対応します。

30年目

全面オーバーホール・延命措置

エンジンを全面的に分解し、ほぼ新造時に近い状態に戻すオーバーホールを実施。部品の大半を更新し、さらに長期的な運用を可能にする延命整備を行います。

私たちは、10年、15年、20年……と船が年齢を重ねて“淑女”へ成長するまで、その船に合った“取扱説明書”を作り上げるつもりで日々の変化を記録し続けています。船ごとの個性を理解し、最適なメンテナンスを行うことが、私たちの使命です。

03

事業紹介

機械加工事業

エンジン部品や船体設備部品の摩耗・破損時には、自社工場での機械加工による部品再生・製作にも対応しています。
旋盤・フライス盤・ボール盤などの加工設備を備え、既製品にない特殊部品や修理用パーツを高精度で仕上げることが可能です。
修理現場のニーズに即応できる加工体制は、船舶整備における当社の大きな強みとなっています。