Quality Control

品質管理体制

品質へのこだわりが信頼を生む

確実な整備を実現するために、作業ごとの検査体制を徹底。
熟練の技術者が安全で高品質なサービスを維持しています。

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熟練の技術者

熟練の技術による確かな整備力

当社では、長年の経験を積んだ熟練の整備士が中心となり、すべての作業に責任を持って取り組んでいます。
各メーカー・各船種の構造を熟知した技術者が、的確な判断と丁寧な作業でトラブルの原因を見極め、最適な修理・整備を実施します。
技能継承にも力を入れており、若手への技術指導や資格取得支援を通じて、高い技術レベルを保っています。

主機関(ディーゼルエンジン)の分解・点検・再組立

船の心臓部であるディーゼルエンジンを分解し、部品ごとの摩耗や損傷を細かく確認します。必要に応じて部品を交換・修理したうえで、再び組み立てを行い、安全に稼働できる状態に仕上げます。

シリンダーヘッド・シリンダーライナーの摩耗点検、清掃

燃焼室まわりの主要部品であるシリンダーヘッドやシリンダーライナーを測定器で検査し、摩耗や変形の有無を確認します。劣化が見られる場合は新品部品への交換を行い、エンジンの性能を確実に維持します。

各種ポンプ(冷却水・燃料・潤滑油など)の整備

整備ではポンプを分解・清掃し、摩耗や漏れを点検します。必要な部品交換を行った後、圧力や流量を確認し、正常に稼働できる状態で現場へ引き渡します。航行の安全を守るため、見えない部分まで入念にチェックします。

クランクシャフトやコンロッドの軸受クリアランス測定と調整

エンジン内部で回転・往復運動を担うクランクシャフトやコンロッドの軸受部分を計測し、隙間(クリアランス)が適正かを確認します。数値が基準を外れていれば調整や部品交換を行い、振動や焼き付きのトラブルを未然に防ぎます。

ピストン・ピストンリングの摩耗点検、清掃、再組付け

燃焼ガスの力を受けるピストンやピストンリングを取り外して点検します。カーボンの付着や摩耗を取り除き、再度組み付けることで、燃焼効率を回復させ、故障のリスクを防ぎます。

エンジン始動前・始動後の動作確認および異常診断

整備を終えたエンジンは、始動前点検と始動後の運転チェックを行います。異音や振動、排気ガスの状態などを細かく診断し、問題がないことを確認したうえで、現場へ引き渡します。

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検査体制

徹底した検査体制で安全を保証

整備完了後は、安全航行に支障がないかを確認するために、各工程での厳格な検査を実施しています。
ベテラン技術者による目視・計測に加え、トルク管理、軸ブレ測定、圧縮比チェックなど、数値に基づいた多角的な評価を行います。
また、必要に応じて第三者検査機関との連携や船級協会対応にも対応可能です。

トルクレンチを用いた締付け確認

規定トルクでしっかり締め付けられているかを確認し、緩みや過剰な締付けによるトラブルを防ぎます。

バルブクリアランスの測定と調整

吸排気バルブの隙間を測定し、適正値に調整することで燃焼効率を保ち、エンジン性能を安定させます。

燃料噴射圧力・タイミングの確認

燃料ポンプやノズルの噴射圧力・噴射時期を点検し、燃焼状態を最適に維持します。黒煙や出力低下の防止につながります。

圧縮圧力の測定(シリンダー毎)

シリンダーごとの圧縮圧力を測定し、摩耗や異常燃焼を早期に発見。エンジン寿命を延ばします。

再組立後の始動試験・動作チェック

整備後のエンジンを実際に始動し、異音・振動・排気ガスの状態を細かく確認。問題がないことを確認したうえで引き渡します。

潤滑油・冷却水の漏れ確認

配管やシール部の漏れをチェックし、航行中の故障や焼き付きトラブルを未然に防ぎます。